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クルマ・技術
マツダ、水素ロータリーエンジン車を山口県に納入
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、水素でもガソリンでも走行できるデュアルフューエルシステム※を採用した水素ロータリーエンジン車「マツダRX-8ハイドロジェンRE」を山口県にリース販売し、本日納車した。
「マツダRX-8ハイドロジェンRE」は、既に民間企業2社、広島県、広島市に計4台が納入されており、様々なイベントや業務などで活用されている。今回の山口県への納入は5台目となる。
マツダは、来るべき環境社会への取り組みとしてロータリーエンジンによる水素自動車の開発を独自に行っており、2004年10月に国土交通大臣認定を受けナンバーを取得し公道走行を開始。2006年2月よりリース販売を開始している。
マツダ株式会社の藤原 睦躬(ふじわらむつみ)副社長は、「山口県は防府工場をはじめ、今年開所した美祢自動車試験場などマツダの重要な拠点がある。そのような中で、このたび山口県に我々の「RX-8ハイドロジェンRE」のコンセプトにご賛同いただき、導入いただきましたことは大変な喜びである。今後とも自動車メーカーの責務として、環境技術への取り組みに一層の努力をしていきたい。」と語った。
※水素、ガソリンの両方の燃料を搭載し、運転席でのスイッチの切り替えにより、水素での走行/ガソリンでの走行を選択できるシステム。 |